おはようございます。
浜崎です。
2021年も変わらずブロクをご愛読いただきましてありがとうございます。
2021年は少しでも有益な情報をこのブログを通じて発信させていただけましたら幸いです。
先日は制震ダンパーの勉強会を通じて得た知識を発信させていただきます。
まず戸建てを建築する時に地震に強いお家を建てたいので、耐震等級3の家が良いという要望がよく伺います。
「耐震」とは
筋交いなどが入った耐力壁などで建物を固める事によって 、横に揺れる力に耐えれるようにする工法です。
メリットはコストが安いところですが、デメリットは繰り返しの地震には建物のダメージが蓄積されるところです。
「制震」とは
先程の耐震と組み合わせる事によって効果を発揮しまして、制振装置を使用して地震の揺れを吸収することによって、建物のダメージを軽減する効果があり繰り返しの地震にも強くなります。
デメリットは若干のコストが上がるところです。
東京スカイツリーやあべのハルカスなどの高層建築物や熊本城や東本願寺などの伝統文化財にも最新の技術が活用されています。
また制振装置にもいくつか種類がありまして
ゴム系ダンパー(住友ゴムのミライエ)
摩擦系ダンパー(アイエムエー Kダンパー)
他にもオイル系ダンパーなどのダンパーがございます。
ミライエとKダンパーの違いとしまして、ゴム系ダンパーのメリットとしまして
ゴムの特性からか小さな揺れから大きな揺れまで幅広く対応できるポイントがいいなと思いました。
Kダンパーの方は小さな揺れには効果を発揮しないところがデメリットですが、
筋交いの役割を兼用している為、間取りの自由度があるところがメリットです。
制震ダンパー一つにしても様々なメリット・デメリットがありますが、耐震等級にこだわる方は少しコストが上がりますが一度制震ダンパーの導入もご検討いただけましたら幸いです。
また、お家を建てられるときのお悩みごとなどにお答え出来ますように、仕事を通じて得たノウハウを少しでもお伝え出来ますように日々精進いたします。
今後ともよろしくお願い致します。